エンジニアの英文履歴書(レジュメ)の書き方を紹介します!

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2025.11.28

英文履歴書って…どうやって作成するの?

このような疑問にお答えします。

この記事では、エンジニアに向けて『英文履歴書の書き方』をご紹介します。後半部分では、「魅力的な英文履歴書にするためのコツ」をご紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

【目次】
エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|そもそもエンジニアの英文履歴書とは?
エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|日本の履歴書と英文履歴書の違いとは?
エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方
エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の用紙設定
エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書に記載不要な項目
エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|魅力的な英文履歴書にするためのコツ
エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書を書く際は主語の「I」を省略しましょう!
エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|転職を考えている方へ

 

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|そもそもエンジニアの英文履歴書とは?

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|そもそもエンジニアの英文履歴書とは?

エンジニアの英文履歴書は、「ソフトウェア開発」や「Web開発」に携わる人の職務経験やスキルを英語でまとめた文書です。この履歴書には、プログラミング言語やフレームワーク、データベースなどの技術スタックに加えて、具体的な開発プロジェクトの内容や成果、チーム規模、使用したツールなどが詳細に記載されます。また、グローバルな開発環境では、技術力を客観的に示すためにGitHubのリポジトリやポートフォリオサイトのリンクを含めることも一般的です。さらに、エンジニアの英文履歴書では、システムアーキテクチャの設計経験、パフォーマンス改善の実績、チームリーダーシップなど、技術的な貢献を数値や具体例で示すことが重要とされています。「【ビジネス英語】Webエンジニアのための英文履歴書(英文レジュメ)作成のコツ」や「【例文】英文履歴書(英文レジュメ・CV)の書き方|基本ルールから提出前のチェックリストまで」、もしくは「英文履歴書(英文レジュメ・CV)・職務経歴書の書き方」でも同様のことを伝えています。

 

 

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|日本の履歴書と英文履歴書の違いとは?

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|日本の履歴書と英文履歴書の違いとは?

日本の履歴書と英文履歴書には、形式や内容において大きな違いがあります。例えば、日本の履歴書は市販されている定型フォーマットを使用することが一般的で、写真の貼付や生年月日、性別といった個人情報の記載が求められます。一方、英文履歴書には統一された様式が存在せず、応募者自身がレイアウトやデザインを工夫して作成します。また、英語圏では差別防止の観点から、年齢や性別、顔写真などの個人的な情報を履歴書に含めないことが標準的な慣習となっています。なお、日本の履歴書と英文履歴書は内容面でも違いがあります。具体的には、日本の履歴書が学歴や職歴を時系列で網羅的に記載するのに対し、英文履歴書では応募するポジションに関連する実績やスキルを重点的にアピールすることが重視されます。また、英文履歴書は通常1〜2ページに簡潔にまとめることが求められ、読み手に短時間で自分の価値を伝える工夫が必要です。このように、両者は文化的背景や採用慣習の違いを反映した、異なる特徴を持っています。「英文履歴書(英文レジュメ・CV)・職務経歴書の書き方」や「英文履歴書(英文レジュメ、CV)の正しい書き方・例文【サンプル付き】」でも同様のことを伝えています。

 

 

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方

ここでは、エンジニアが英文履歴書を作成する際の具体的な手順と、各セクションで「押さえるべきポイント」をご紹介します。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方1】ヘッダーを作成する

履歴書の最上部には、氏名と連絡先情報を記載したヘッダーを配置します。氏名は大きめのフォントサイズで目立たせ、その下に電話番号、メールアドレス、LinkedInプロフィールのURL、GitHubアカウントなどを記載します。エンジニアの場合は、技術的な成果物を確認できるポートフォリオサイトやGitHubのリンクも併せて記載するとよいでしょう。これらを含めることで、採用担当者が実際のコーディングスキルやプロジェクト実績を確認しやすくなります。なお、住所は都市名と国名程度にとどめ、詳細な番地まで記載する必要はありません。また、メールアドレスはプロフェッショナルなものを使用し、個人的なニックネームや不適切な表現を含まないように注意してください。さらに、ヘッダーはシンプルで読みやすいデザインを心がけましょう。履歴書全体の第一印象を左右する重要な要素であるため、丁寧に作成することが大切です。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方2】目的を記載する

ヘッダーの下には、応募する職種に対する目的や意欲を簡潔に示すセクションを設けます。このセクションは通常、ObjectiveまたはProfessional Summaryと呼ばれ、2〜3文程度でまとめます。ここでは、自分がどのような技術分野で経験を積んできたのか、どのようなエンジニアリングの役割を希望しているのかを明確に述べます。例えば、フルスタック開発の経験を活かしてクラウドネイティブなアプリケーション開発に携わりたい、というように具体的なキャリア目標を記載すると効果的です。なお、応募先企業の事業内容や求める人材像に合わせて内容をカスタマイズすることで、採用担当者に強い印象を与えることができます。一般的で曖昧な表現は避け、自分の強みと応募職種との関連性を明確に示すことが重要です。「英文履歴書(英文レジュメ・CV)の書き方を基本から徹底解説!」や「英文レジュメの書き方」でも同様のことを伝えています。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方3】職歴をアピールする

職歴セクションは英文履歴書の中心となる部分で、過去の職務経験を逆時系列で記載します。各職歴には、会社名、職位、在籍期間、担当した業務内容を含めてください。エンジニアの場合、単に業務内容を列挙するのではなく、具体的なプロジェクトでの役割、使用した技術スタック、達成した成果を数値や具体例とともに示すことが重要です。例えば、ウェブアプリケーションのパフォーマンスを40%改善した、チームメンバー5名をリードして新機能を期限内にリリースした、というように具体的な実績を記載してください。なお、各職歴については3〜5項目程度の実績を記載し、応募職種に関連性の高い経験を優先的に配置することで、採用担当者の関心を引くことができます。「システムエンジニアのための英文レジュメの書き方」でも同様のことを伝えています。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方4】学歴を記載する

学歴セクションには、大学や大学院での専攻、学位、卒業年を記載します。通常は逆時系列で記載し、最も新しい学歴から始めます。エンジニアの場合、コンピュータサイエンス、情報工学、電気工学などの関連する専攻であれば、その旨を明確に示すことが重要です。また、在学中に関連する研究プロジェクトや卒業論文のテーマが応募職種に関連している場合は、簡潔に触れることも効果的です。さらに、高等学校の情報は通常省略し、大学以上の学歴に焦点を当てることが一般的です。なお、職務経験が豊富な場合は学歴セクションを簡潔にまとめてください。逆に、新卒やキャリア初期の場合は、学業での成果やプロジェクト経験を充実させることでスキルをアピールするとよいでしょう。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方5】技術的なスキルを挙げる

技術スキルセクションは、エンジニアの英文履歴書において極めて重要な部分です。プログラミング言語、フレームワーク、データベース、開発ツール、クラウドプラットフォームなど、習得している技術を体系的に整理して記載してください。スキルをカテゴリー別に分類することで、採用担当者が必要な技術力を一目で把握できるようになります。例えば、Languages: Python, JavaScript, Java/Frameworks: React, Django, Spring Boot/Databases: PostgreSQL, MongoDB/Tools: Docker, Kubernetes, Gitといった形で整理するとよいでしょう。また、単にスキルを羅列するだけでなく、熟練度を示すために実務経験年数を添えたり、Expert、Proficient、Familiarといったレベル表記を使用することも効果的です。応募職種の求人要項で求められている技術スキルを優先的に配置し、自分の強みが明確に伝わるよう工夫しましょう。「IT技術者としてのSkill&Careerを英語で棚卸し」でも同様のことを伝えています。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方6】資格情報を記載する

取得している専門資格や認定は、技術力や専門知識を客観的に証明する重要な要素です。資格名、認定機関、取得年月を明記してください。エンジニアに関連する資格としては、AWS Certified Solutions Architect、Google Cloud Professional、Microsoft Azure認定資格、Oracle認定Javaプログラマー、CCNA、情報処理技術者試験などがあります。国際的に認知されている資格は、特に外資系企業への応募において有利に働きます。なお、日本特有の資格を記載する場合は、その資格が何を証明するものかを簡潔に補足説明することで、海外の採用担当者にも理解しやすくなります。また、現在取得に向けて学習中の資格がある場合は、In Progressと記載することで向上心をアピールできます。ただし、応募職種に直接関連しない資格は省略し、技術分野に関連する資格に絞って記載することが効果的です。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の書き方7】業績・成果

職歴セクションとは別に、特筆すべき業績や成果を独立したセクションとして設けることで、自分の貢献をより強調することができます。このセクションには、社内外での表彰、プロジェクトでの顕著な成果、技術コンテストでの受賞歴、オープンソースプロジェクトへの重要な貢献などを記載してください。例えば、年間MVP受賞、システム障害を50%削減したプロジェクトのリード、技術カンファレンスでの登壇経験、GitHubで1,000以上のスターを獲得したプロジェクトの開発といった具体的な実績を挙げましょう。また、数値や具体的な指標を用いることで、成果の大きさを客観的に示すことができます。業績・成果のセクションでは、応募職種に直接関連する業績を優先的に配置し、採用担当者が求める能力やスキルとの関連性を明確にすることが重要です。このセクションは任意ですが、競争率の高いポジションに応募する際には、効果的な差別化要素となります。

※英文履歴書のサンプル集については「システムエンジニア(SE)の英文履歴書(レジュメ)の書き方のポイント」や「英文履歴書の書き方~テンプレート付き~」、もしくは「英文履歴書(英文レジュメ、CV)の書き方&テンプレート付き」や「IT関連職の英文履歴書サンプル」や「英文履歴書サンプル集【IT系1】」をご覧ください。

 

 

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の用紙設定

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書の用紙設定

ここでは、「英文履歴書の用紙設定」についてご紹介します。以下は、国際的に標準とされる「英文履歴書の用紙設定」です。

<英文履歴書の用紙設定>

・用紙サイズ:A4またはレターサイズ(1~2枚まで)
・フォントサイズ:通常テキストには10~12pt、見出しは14~16pt
・フォント:Arial、Calibri、Times New Roman、Helveticaなどがおすすめ
・フォントの色:黒のみ
・余白:上下左右とも2~2.5cm程度

英文履歴書では、応募先の地域によって用紙サイズが異なることに注意が必要です。北米ではレターサイズ(8.5×11インチ)が標準ですが、ヨーロッパやアジアではA4サイズが一般的です。また、ページ数は1~2枚に収めることが基本で、経験豊富なシニアエンジニアでも2ページを超えないようにしてください。さらに、フォントはシンプルで読みやすいものを選び、装飾的なフォントは避けましょう。なお、行間は1.0~1.15程度に設定し、詰め込みすぎず、かといって空白が多すぎない適度なバランスを保つことが重要です。これらの設定を守ることで、プロフェッショナルで洗練された印象を与える英文履歴書を作成できます。

 

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書に記載不要な項目

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書に記載不要な項目

英文履歴書では、日本の履歴書と異なり、記載すべきでない項目が多数存在します。ここでは、英文履歴書に「記載不要な項目」をご紹介します。

<英文履歴書に記載不要な項目>

・顔写真
・生年月日
・年齢
・性別
・国籍・人種
・婚姻状況
・家族構成
・志望動機(カバーレターに記載する)
・退職理由
・通勤時間
・過去の給与、希望給与

英語圏の多くの国では、採用における差別を防ぐために、応募者の年齢、性別、人種、国籍、婚姻状況、家族構成などの個人的な情報を履歴書に記載しないことが標準となっています。特に顔写真については、外見による偏見を排除するため、アメリカやカナダ、イギリスなどでは履歴書に添付しないことが一般的です。また、日本の履歴書では必須とされる生年月日や年齢も、年齢差別を防ぐために記載しません。さらに、志望動機については、履歴書ではなくカバーレターで詳しく述べるのが適切です。なお、通勤時間や現住所の詳細情報も不要で、都市名と国名程度で十分です。また、給与に関する情報も履歴書には含めず、応募プロセスの後半で交渉する事項となります。これらの項目を省くことで、スキルと経験に焦点を当てた簡潔でプロフェッショナルな履歴書を作成でき、国際的な採用基準に適合した応募書類となります。

 

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|魅力的な英文履歴書にするためのコツ

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|魅力的な英文履歴書にするためのコツ

英文履歴書は、自分の経験やスキルを効果的に伝え、採用担当者の関心を引くための重要なツールです。競争の激しい採用市場で目立つためには、戦略的なアプローチが必要です。ここでは、魅力的な英文履歴書を作成するための「実践的なコツ」をご紹介します。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書のコツ1】フォーマットやデザインを整える

英文履歴書の第一印象は、視覚的な整理と読みやすさで決まります。明確なセクション分けと一貫したフォーマットを使用することで、採用担当者が必要な情報を素早く見つけられるようにします。例えば、各セクションの見出しは太字や大きめのフォントサイズで目立たせ、本文との区別を明確にしてください。また、左揃えを基本とし、中央揃えや右揃えは見出しなど限定的な部分にのみ使用しましょう。さらに、箇条書きを使用する場合は、各項目の書式を統一し、インデントや行間を揃えることが重要です。プロフェッショナルな印象を与えるために、派手な色使いや過度な装飾は避け、シンプルで洗練されたデザインを心がけてくださいね。「【外資系志望必見!】1からわかる英文履歴書(レジュメ)の書き方とテンプレート」や「英語レジュメの書き方」でも同様のことを伝えています。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書のコツ2】シンプルにまとめる

採用担当者は多数の履歴書に目を通すため、簡潔で要点を押さえた内容が好まれます。そのため、英文履歴書はシンプルにまとめることが大切です。具体的には、英文履歴書は通常1〜2ページに収めることが標準で、冗長な表現や不必要な詳細は省きましょう。また、各職歴の説明は3〜5項目程度に絞り、最も重要で応募職種に関連する実績を優先的に記載してください。さらに、文章は短く明快にし、複雑な構文や専門用語の過度な使用は避けましょう。余計な情報を削ぎ落とし、読み手が短時間であなたの価値を理解できる構成にすることで、採用担当者の関心を引き続けることができます。シンプルさは明確さにつながり、あなたの強みをより際立たせる効果があります。「【ビジネス英語】WebエンジニアのCV(英文履歴書・英文レジュメ)の書き方ガイド」でも同様のことを伝えています。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書のコツ3】主要な成功ポイントをアピールする

履歴書全体を通じて、あなたの最も重要な成功体験や貢献を前面に押し出すことが大切です。単に業務内容を列挙するのではなく、プロジェクトでどのような課題に直面し、どのように解決したのか、その結果どのような成果が生まれたのかを具体的に示してください。例えば、アプリケーションの応答時間を30%改善した、コードの品質向上によりバグ発生率を50%削減した、新機能の開発により月間ユーザー数が20%増加したといった具体的な数字を記載します。また、チームをリードした経験や、複数部門との協働で成功を収めたプロジェクトなど、技術力だけでなくリーダーシップやコミュニケーション能力を示すエピソードも効果的です。あなたのキャリアにおける転換点となったプロジェクトや、特に誇りに思う成果を目立つ位置に配置し、採用担当者の印象に残るようにしましょう。「英文履歴書(レジュメ)・職務経歴書・テンプレート・サンプル」でも同様のことを伝えています。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書のコツ4】採用企業が募集要項で使用しているキーワードを使う

多くの企業は応募者管理システム(ATS)を使用して履歴書をスクリーニングしており、これらのシステムは特定のキーワードを検索して候補者を絞り込みます。そのため、求人情報に記載されている技術名、スキル、資格、業務内容などのキーワードを履歴書に自然に組み込むことで、ATSを通過する確率が高まります。例えば、求人情報に「Kubernetes」「マイクロサービスアーキテクチャ」「CI/CDパイプライン」といった用語が含まれていれば、自分の経験を説明する際にこれらの用語を使用してください。ただし、キーワードを不自然に詰め込むのではなく、実際の経験や実績を説明する文脈の中で適切に使用することが重要です。また、企業が求める「問題解決能力」「チームコラボレーション」「アジャイル開発」といった能力や手法についても、具体的なエピソードとともに記載することで、キーワードマッチと内容の充実を両立させることができます。「伝わる英文履歴書(英文レジュメ、CV/Resume)の書き方【テンプレートつき】」や「英文レジュメのポイント」でも同様のことを伝えています。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書のコツ5】業界特有の履歴書の例を参考にする

エンジニアリング業界には、効果的な履歴書の書き方について確立されたベストプラクティスが存在します。そのため、オンラインで公開されている優れた履歴書のサンプルや、LinkedInなどのプロフェッショナルネットワークで成功しているエンジニアのプロフィールを参考にすることで、業界標準の表現方法やレイアウトを学ぶことができます。特に、大手テック企業への転職に成功したエンジニアの履歴書例は、どのような情報をどのように提示すれば効果的かを示す貴重な教材となります。ただし、他人の履歴書をそのままコピーするのではなく、表現方法や構成のアイデアを取り入れながら、自分自身の経験や個性を反映させることが大切です。また、専門職向けの履歴書作成サービスやエンジニア向けキャリアコーチのアドバイスを活用することも、履歴書の質を向上させる有効な手段です。業界の慣習を理解し、それに沿った形式で自分の強みを表現することで、採用担当者に好印象を与えることができます。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書のコツ6】求人情報に掲載された具体的なスキルを記載する

求人情報には、企業が求める技術スキルや経験が明確に記載されています。これらの要件を注意深く分析し、自分が持っているスキルの中で該当するものを履歴書に必ず含めるようにしてください。例えば、求人情報が「Python、Django、PostgreSQLを使用した経験」を求めている場合、これらの技術を使用したプロジェクト経験を具体的に記載し、どのような機能を開発し、どのような成果を上げたかを説明してください。また、求められているスキルレベルに応じて、自分の習熟度を正確に伝えることも重要です。3年以上の実務経験がある技術については、その旨を明記し、主要な技術として強調しましょう。なお、求人情報で「必須スキル」として挙げられている項目は特に重視し、該当する経験があればそれを目立つ位置に配置してください。また、「歓迎スキル」として挙げられている項目についても、該当する経験があれば記載することで、他の候補者との差別化を図ることができます。

 

【エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書のコツ7】応募する職種に合わせて履歴書を調整する

同じ履歴書をすべての応募先に使用するのではなく、各職種の要件に合わせてカスタマイズすることが重要です。システムエンジニアの職種に応募する場合は、システム設計やアーキテクチャに関する経験を強調し、インフラエンジニアの職種であれば、サーバー管理、ネットワーク構築、クラウドインフラの経験を前面に出してください。また、フロントエンドエンジニアならUI/UXの改善実績やユーザー体験向上の取り組みを、バックエンドエンジニアならデータベース最適化やAPI設計の経験を重点的に記載しましょう。求人情報で求められているスキルや経験を分析し、それに合致する自分の経験を優先的に配置することで、採用担当者に「この候補者は求める人材だ」と感じさせることができます。職種ごとに重視されるスキルセットは異なるため、技術スキルのセクションでも応募職種に関連する技術を上位に配置するといった細かな調整が効果的です。「ITエンジニア(英文)の職務経歴書サンプル」や「【見本・例文あり】英語の職務経歴書の書き方は?アピールのコツを紹介」でも同様のことを伝えています。

 

 

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書を書く際は主語の「I」を省略しましょう!

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|英文履歴書を書く際は主語の「I」を省略しましょう!

英文履歴書では、主語の「I(私は)」を使用せず、動詞から文を始めることが標準的な書き方です。これは英語圏の履歴書における確立された慣習で、簡潔さとプロフェッショナルな印象を与えるための重要なルールです。例えば、「I developed a web application」ではなく、「Developed a web application」と記載してください。また、現在の職務について述べる場合は現在形の動詞を使い、「Manage a team of five engineers」のように書きましょう。さらに、過去の職務については過去形を使用し、「Led the migration project to cloud infrastructure」や「Implemented automated testing framework」といった表現が適切です。この書き方により、各文が簡潔になり、限られたスペースでより多くの情報を伝えることができます。「【新卒エンジニア】外資ITの書類選考を突破する英文履歴書作成の技術」でも同様のことを伝えています。

 

 

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|転職を考えている方へ

エンジニアの英文履歴書(レジュメ)|転職を考えている方へ

英語を使える環境で働きたいエンジニアの皆さんには、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを利用すると、転職・再就職に関するアドバイスだけでなく、「履歴書の作成」や「面接の練習」なども行ってくれます。また転職エージェントには、求人サイトには掲載されていない「非公開求人」が存在するため、競争率が低い「優良企業の求人」を紹介してくれるかもしれません。英語を使える環境への転職を成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。なお、当サイトは「日本最大級の英語を使うITエンジニア求人転職支援サービス」です。希望条件に沿った求人情報を提供するだけでなく、丁寧なカウンセリングを通じてあなたの強みや適性を見極め、ぴったりの求人をご紹介しています。英語を使うITエンジニア求人への転職を考えている方は、ぜひ「無料会員登録」からご相談ください。新たなキャリアに向けて、一緒に歩んでいきましょう。

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